ホイールのスプレー塗装を自分でやる方法と失敗しないコツ

ホイールをマスキングした状態で缶スプレー塗装している様子と、DIYでホイール塗装する手順や費用を紹介するイメージ画像

ホイールのスプレー塗装は、缶スプレーを使えば初心者でも挑戦できます。
ただし下地処理を丁寧にやらないと、すぐに剥がれてしまうため注意が必要です。
業者に頼むと4本で3〜5万円かかるところ、DIYなら材料費5,000〜8,000円程度で済むため、コストを抑えたい方には魅力的な選択肢です。

この記事では、ホイールのスプレー塗装を自分でやる具体的な手順と、失敗しないためのコツを解説します。

この記事でわかること

  • 缶スプレーでのホイール塗装が初心者でも可能かどうか
  • 業者依頼とDIYの費用差と仕上がりの違い
  • 下地処理から仕上げまでの具体的な手順
  • 剥がれにくくするための重要なポイント
  • ホルツとソフト99の製品比較
目次

ホイールのスプレー塗装って自分でできる?

ホイールのスプレー塗装は、缶スプレーを使えば初心者でも挑戦できます。
ただし「塗るだけ」と考えると失敗します。
下地処理・マスキング・乾燥時間の管理が仕上がりを左右するため、手順を守ることが重要です。

業者に依頼すると4本で3〜5万円かかるのに対し、DIYなら材料費だけで5,000〜8,000円程度に抑えられます。
時間と手間をかけられるなら、コストを大幅に削減できる選択肢です。

缶スプレーでの塗装は初心者でも可能?

缶スプレーでのホイール塗装は、初心者でも可能です。
ただし「塗料を吹き付けるだけ」と考えると、ムラや剥がれが発生します。
成功のカギは下地処理と薄く重ね塗りする技術です。

初心者がつまずきやすいのは、一度に厚く塗ろうとすることです。
厚塗りすると塗料が垂れたり、乾燥不良で剥がれやすくなります。
薄く5〜6回に分けて塗り重ねることで、プロに近い仕上がりが得られます。

また、ホイールを車体から外して作業するかどうかで難易度が大きく変わります。
タイヤを付けたまま塗装すると、マスキングに時間がかかり、ホイールの裏側や細かい部分が塗れません。
初心者がきれいに仕上げたいなら、ホイールを外して作業するのが基本です。

初心者が失敗しやすいポイント

  • 下地処理を省略して塗装する
  • 一度に厚く塗ろうとして垂れる
  • 乾燥時間を守らず次の工程に進む
  • マスキングが甘くタイヤに塗料が付く

初めての場合、古いホイールや中古で買った安いホイールで練習するのがおすすめです。
失敗しても気にならないホイールで手順を覚えてから、本命のホイールに挑戦すると安心です。

業者に頼むのとDIYではどれくらい費用が違う?

業者に依頼する場合、4本のホイール塗装で3〜5万円が相場です。
一方、DIYなら材料費だけで5,000〜8,000円程度に抑えられます。
費用差は約4万円前後になるため、コストを重視するならDIYが有利です。

業者の費用内訳は、下地処理・塗装・クリア塗装・乾燥時間の管理が含まれます。
専用ブースでの塗装や焼き付け乾燥を行う業者もあり、耐久性はDIYより高くなります。
仕上がりの美しさと持ちの良さを求めるなら、業者依頼が確実です。

項目 業者依頼 DIY
費用(4本) 3〜5万円 5,000〜8,000円
作業時間 預けて数日 1日〜2日
仕上がり 均一で美しい 技術次第でムラが出る
耐久性 2〜3年以上 1〜2年程度
失敗リスク ほぼなし 下地処理次第で剥がれる

DIYの材料費には、カラースプレー4〜5缶(1缶800〜1,200円)、クリアスプレー2缶、脱脂剤、マスキングテープ、耐水ペーパーが含まれます。
ホイールを外すための工具を持っていない場合、ジャッキやトルクレンチの購入費用も加わります。

業者依頼のメリットは、失敗がなく仕上がりが均一なことです。
DIYのメリットは、費用を抑えられることと、自分で作業する達成感が得られることです。
時間と手間をかけられるかどうかで選びましょう。

タイヤを外さないで塗装はできる?

タイヤを付けたままホイールを塗装することは可能ですが、仕上がりは大きく劣ります。
マスキング作業が非常に大変で、タイヤとホイールの境界部分に塗料が入り込んだり、ムラができやすくなります。

タイヤを付けたまま塗装する場合、マスキングテープと新聞紙でタイヤ全体を覆う必要があります。
この作業だけで1本あたり15〜20分かかり、4本で1時間以上かかります。
それでもホイールの裏側や細かい部分は塗れないため、見た目の完成度が低くなります。

タイヤを外して塗装するメリット

  • ホイール全体を均一に塗装できる
  • マスキング作業が簡単になる
  • 細かい部分まで塗料が届く
  • 乾燥中にホイールを回転させて確認できる

ホイールを外すには、ジャッキアップして車体を持ち上げ、ホイールナットを外す必要があります。
作業に慣れていない場合、1本あたり10分程度かかりますが、仕上がりの差を考えると外して作業する価値は十分にあります。

タイヤを付けたまま塗装するのは、「とりあえず傷を隠したい」「完璧な仕上がりは求めない」という場合に限られます。
きれいに仕上げたいなら、ホイールを外して作業するのが基本です。

スプレー1本で何本のホイールが塗れる?

一般的なホイール用カラースプレー1缶で、ホイール1本分が目安です。
ホイールのサイズやデザインの複雑さで必要量は変わりますが、4本のホイールを塗装する場合、カラースプレー4〜5缶、クリアスプレー2缶程度を用意しましょう。

ホイールのサイズが大きいほど、塗装面積が増えて必要な缶数も増えます。
14インチの軽自動車用ホイールなら1缶で1本分塗れますが、18インチ以上のSUV用ホイールでは1缶で1本分に満たない場合もあります。

ホイールサイズ カラースプレー(4本分) クリアスプレー(4本分)
14〜15インチ 4缶 2缶
16〜17インチ 5缶 2缶
18インチ以上 6缶 3缶

クリアスプレーは、カラースプレーより少ない量で済みます。
1缶で1.5〜2本分のホイールをカバーできるため、4本のホイールなら2缶あれば足ります。
ただし、厚めにクリアを塗りたい場合は3缶用意すると安心です。

下地用のプライマーやミッチャクロンを使う場合は、さらに1〜2缶必要になります。
プライマーは塗料の密着性を高めるため、剥がれにくくしたいなら使用をおすすめします。

スプレー缶は余裕を持って多めに買っておくのが基本です。
途中で足りなくなると、同じ色のスプレーを買い足しても微妙に色が違う場合があります。
最初にまとめて購入しましょう。

塗装してはいけないホイールの種類はある?

基本的にどのホイールでもスプレー塗装は可能ですが、メッキホイールやポリッシュ仕上げのホイールは下地処理が難しくなります。
メッキ面は塗料が密着しにくいため、専用のプライマーを使わないとすぐに剥がれます。

アルミホイールやスチールホイールは、スプレー塗装に適しています。
表面がザラザラしているホイールや、すでに塗装されているホイールは、下地処理をしっかり行えば問題なく塗装できます。

塗装が難しいホイールの種類

  • メッキホイール:専用プライマーが必要
  • ポリッシュ仕上げ:鏡面を削る必要がある
  • カーボンホイール:塗装すると価値が下がる
  • 鍛造ホイール:高価なため失敗リスクが大きい

メッキホイールを塗装する場合、メッキ面を耐水ペーパーで軽く削り、メッキ用プライマーを塗ってから塗装します。
この工程を省略すると、塗料がすぐに剥がれるため注意が必要です。

カーボンホイールや鍛造ホイールは、高価なため塗装で失敗すると大きな損失になります。
これらのホイールを塗装したい場合は、業者に依頼するのが安全です。

塗装前にホイールの素材を確認し、適切な下地処理を行いましょう。
不安な場合は、カー用品店やホイール専門店で相談すると、素材に合った塗装方法を教えてもらえます。

失敗しないスプレー塗装の手順とコツは?

ホイールのスプレー塗装で失敗しないためには、下地処理・薄く重ね塗り・乾燥時間の管理が重要です。
この3つを守れば、初心者でもプロに近い仕上がりが得られます。

塗装の手順は、洗浄→脱脂→下地処理→プライマー→カラー塗装→クリア塗装の順で進めます。
各工程で手を抜くと、剥がれやムラの原因になるため、丁寧に作業しましょう。

下地処理をサボるとどうなる?

下地処理を省略すると、塗料がホイールに密着せず、すぐに剥がれます。
特に油分や汚れが残っていると、塗装後1週間程度で剥がれ始めることもあります。
下地処理は塗装の成否を決める最重要工程です。

下地処理の基本は、洗浄・脱脂・研磨の3ステップです。
まずホイールを中性洗剤でしっかり洗い、ブレーキダストや油汚れを落とします。
次にシリコンオフや脱脂剤で油分を完全に除去します。
最後に耐水ペーパー(400〜600番)で表面を軽く削り、塗料が密着しやすい状態にします。

下地処理の手順

  • 中性洗剤でホイールを洗浄する
  • シリコンオフで油分を除去する
  • 耐水ペーパーで表面を軽く削る
  • 削りカスを水で洗い流す
  • 完全に乾燥させる

耐水ペーパーで削る際は、力を入れすぎないことが大切です。
表面に細かい傷を付けて塗料の食いつきを良くするのが目的なので、ゴシゴシ削る必要はありません。
軽く円を描くように削れば十分です。

下地処理を省略して塗装すると、見た目はきれいに仕上がっても、数日で剥がれ始めます。
特にブレーキダストや油分が残っていると、塗料が浮いてしまい、指で押すとペリペリ剥がれる状態になります。

下地処理には時間がかかりますが、この工程を丁寧にやるかどうかで、塗装の持ちが1年以上変わります。
面倒でも省略せず、しっかり行いましょう。

脱脂とシリコンオフは必ず必要?

脱脂とシリコンオフは、塗装の密着性を高めるために必須です。
ホイールには目に見えない油分が付着しており、これを除去しないと塗料が弾かれてムラになります。

脱脂剤とシリコンオフは、どちらも油分を除去する役割がありますが、シリコンオフの方が強力です。
シリコンオフは、ワックスやシリコン系のコーティング剤まで除去できるため、塗装前の脱脂にはシリコンオフを使うのがおすすめです。

脱脂の手順は、シリコンオフを布に染み込ませ、ホイール全体を拭き上げます。
拭いた後、布に汚れが付かなくなるまで繰り返します。
通常2〜3回拭けば十分です。

脱脂作業でよくある失敗

  • 脱脂後に素手でホイールを触る(手の油分が付く)
  • 脱脂剤を使わず水拭きだけで済ませる
  • 脱脂後すぐに塗装せず放置する(ホコリが付く)

脱脂後は、素手でホイールを触らないように注意しましょう。
手の油分が付くと、その部分だけ塗料が弾かれてムラになります。
脱脂後は手袋を着用して作業するのが基本です。

シリコンオフは、カー用品店やホームセンターで500〜800円程度で購入できます。
1本あればホイール4本分の脱脂に十分な量です。
安価で効果が高いため、必ず用意しましょう。

脱脂を省略すると、塗装後に塗料が浮いたり、ムラができたりします。
特に油分が多い部分は、塗料が完全に乗らず、下地が透けて見えることもあります。
脱脂は手間がかかりますが、必ず行いましょう。

何回重ね塗りすればムラにならない?

ムラなく仕上げるには、薄く5〜6回重ね塗りするのが基本です。
一度に厚く塗ろうとすると、塗料が垂れたり、乾燥不良で剥がれやすくなります。
薄く塗り重ねることで、均一で美しい仕上がりが得られます。

重ね塗りの間隔は、各層が指で触れて乾いている状態になるまで待ちます。
気温や湿度で乾燥時間は変わりますが、夏場なら10〜15分、冬場なら20〜30分が目安です。
完全に乾く前に次の層を塗ると、塗料が混ざってムラになります。

塗装回数 目的 乾燥時間
1回目 下地を薄く覆う 10〜15分
2〜3回目 色を乗せる 各10〜15分
4〜5回目 色を均一にする 各10〜15分
6回目 仕上げ 30分以上

スプレーを吹き付ける際は、ホイールから20〜30cm離して、一定の速度で動かします。
同じ場所に長く吹き付けると、塗料が垂れるため注意が必要です。
横方向に一定のリズムで動かし、少しずつ重ねていくイメージで塗ります。

1回目の塗装では、下地が透けて見える程度の薄さで十分です。
「これで大丈夫か?」と不安になるくらい薄く塗るのが正解です。
2回目以降で徐々に色を乗せていきます。

5〜6回塗り重ねると、ムラなく均一な色になります。
塗装後は最低30分以上乾燥させてから、クリア塗装に進みましょう。
焦って次の工程に進むと、塗料が混ざって失敗します。

クリア塗装は省略しても大丈夫?

クリア塗装を省略すると、塗装の耐久性が大幅に下がります。
カラー塗装だけでは、紫外線や雨水で色褪せしやすく、傷も付きやすくなります。
クリア塗装は塗膜を保護する役割があるため、省略しないことをおすすめします。

クリア塗装をすることで、塗装面に光沢が出て、見た目も美しくなります。
また、クリア層が傷や汚れから塗装を守るため、洗車時の摩擦にも強くなります。
クリア塗装をするかしないかで、塗装の持ちが1年以上変わります。

クリア塗装のメリット

  • 紫外線による色褪せを防ぐ
  • 雨水や汚れから塗装を保護する
  • 光沢が出て見た目が美しくなる
  • 洗車時の傷が付きにくくなる

クリア塗装も、カラー塗装と同じく薄く3〜4回重ね塗りします。
一度に厚く塗ると、クリア層が白く濁ったり、垂れたりするため注意が必要です。
各層の乾燥時間を守りながら、丁寧に塗り重ねましょう。

クリア塗装後は、最低24時間以上乾燥させてからホイールを装着します。
完全に硬化するまで1週間程度かかるため、その間は高圧洗浄機や強い洗剤の使用を避けましょう。

クリア塗装を省略すると、塗装後数ヶ月で色褪せや剥がれが始まります。
特に紫外線が強い夏場は、クリアなしでは塗装が持ちません。
手間はかかりますが、クリア塗装は必ず行いましょう。

乾燥時間はどのくらい待つべき?

各層の乾燥時間は、指で触れて乾いている状態になるまで待つのが基本です。
気温や湿度で乾燥時間は変わりますが、夏場なら10〜15分、冬場なら20〜30分が目安です。
完全に乾く前に次の層を塗ると、塗料が混ざってムラになります。

カラー塗装が終わった後、クリア塗装に進む前には、最低30分以上乾燥させます。
この時間を守らないと、カラー層とクリア層が混ざり、色がくすんだり、ムラができたりします。

工程 乾燥時間(夏場) 乾燥時間(冬場)
各層の重ね塗り 10〜15分 20〜30分
カラー塗装後 30分以上 1時間以上
クリア塗装後 24時間以上 48時間以上

クリア塗装後は、最低24時間以上乾燥させてからホイールを装着します。
完全に硬化するまで1週間程度かかるため、その間は高圧洗浄機や強い洗剤の使用を避けましょう。
塗装直後は塗膜が柔らかく、傷が付きやすい状態です。

乾燥時間を短縮しようとして、ドライヤーやヒーターで強制乾燥させるのは避けましょう。
急激な温度変化で塗膜にひび割れが入ったり、塗料が変色したりする可能性があります。
自然乾燥が最も安全です。

冬場や湿度が高い日は、乾燥時間が長くなります。
焦らず、しっかり乾燥させてから次の工程に進むことが、失敗しないコツです。

剥がれにくくするにはどうすればいい?

剥がれにくくするための最重要ポイントは、下地処理を丁寧に行うことです。
油分や汚れが残っていると、どれだけ丁寧に塗装しても剥がれます。
脱脂・研磨・プライマー塗装の3ステップを省略しないことが基本です。

プライマーは、塗料とホイールの密着性を高める下地材です。
プライマーを塗ることで、カラー塗装が剥がれにくくなります。
特にメッキホイールやポリッシュ仕上げのホイールでは、プライマーは必須です。

剥がれにくくするためのポイント

  • 脱脂を丁寧に行い油分を完全に除去する
  • 耐水ペーパーで表面を軽く削る
  • プライマーを塗って密着性を高める
  • 薄く重ね塗りして厚塗りを避ける
  • クリア塗装で塗膜を保護する

薄く重ね塗りすることも、剥がれ防止に重要です。
一度に厚く塗ると、塗膜内部の乾燥が不十分になり、剥がれやすくなります。
薄く5〜6回塗り重ねることで、塗膜が均一に硬化し、剥がれにくくなります。

クリア塗装も、剥がれ防止に効果があります。
クリア層が塗装を保護し、紫外線や雨水から守ります。
クリア塗装を省略すると、塗装が劣化しやすくなり、剥がれが早まります。

塗装後1週間は、高圧洗浄機や強い洗剤の使用を避けましょう。
塗膜が完全に硬化するまで時間がかかるため、その間は優しく扱うことが大切です。
洗車する場合は、柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。

ホルツとソフト99はどっちがおすすめ?

ホルツとソフト99は、どちらもホイール塗装用スプレーの定番メーカーです。
仕上がりや耐久性に大きな差はありませんが、色のバリエーションや価格で選ぶと良いでしょう。

ホルツのホイールペイントは、つや消し黒・シルバー・ガンメタなど、定番色が揃っています。
1缶800〜1,000円程度で、カー用品店やホームセンターで手に入りやすいのが特徴です。
つや消し仕上げが好みなら、ホルツがおすすめです。

ソフト99のホイールカラーは、光沢仕上げが特徴です。
つや消しより光沢がある仕上がりを求めるなら、ソフト99が向いています。
価格はホルツとほぼ同じで、1缶800〜1,200円程度です。

メーカー 仕上がり 価格(1缶) 色のバリエーション
ホルツ つや消し 800〜1,000円 黒・シルバー・ガンメタ
ソフト99 光沢 800〜1,200円 黒・シルバー・ガンメタ・ブロンズ

どちらのメーカーも、耐久性や密着性に大きな差はありません。
下地処理を丁寧に行い、薄く重ね塗りすれば、どちらも1〜2年程度は持ちます。
仕上がりの好みで選びましょう。

ホルツはつや消し仕上げが得意で、落ち着いた雰囲気のホイールに仕上がります。
ソフト99は光沢があり、高級感のある仕上がりになります。
自分の車のイメージに合わせて選ぶと良いでしょう。

どちらのメーカーも、カー用品店やホームセンターで購入できます。
在庫がない場合は、ネット通販でも購入可能です。
色を統一するため、同じメーカーの同じ色を4〜5缶まとめて購入しましょう。

ラバースプレーとウレタンスプレーの違いは?

ラバースプレーとウレタンスプレーは、塗料の種類が異なります。
ラバースプレーは剥がせるタイプで、ウレタンスプレーは剥がせないタイプです。
用途や目的で使い分けましょう。

ラバースプレーは、塗装後に剥がせるのが特徴です。
塗膜がゴム状になり、指で引っ張ると剥がれます。
一時的にホイールの色を変えたい場合や、塗装を試してみたい場合に向いています。
耐久性はウレタンスプレーより劣り、半年〜1年程度で剥がれやすくなります。

ウレタンスプレーは、塗装後に剥がせないタイプです。
塗膜が硬く、耐久性が高いのが特徴です。
長期間ホイールの色を変えたい場合や、しっかり塗装したい場合に向いています。
一度塗装すると剥がすのが大変なため、慎重に色を選びましょう。

種類 剥がせるか 耐久性 向いている用途
ラバースプレー 剥がせる 半年〜1年 一時的な色変更・試し塗り
ウレタンスプレー 剥がせない 1〜2年以上 長期的な色変更・本格塗装

ラバースプレーは、塗装に失敗しても剥がせるため、初心者にも扱いやすいです。
ただし、耐久性が低いため、頻繁に塗り直す必要があります。
洗車時の摩擦や紫外線で劣化しやすく、半年程度で剥がれ始めることもあります。

ウレタンスプレーは、耐久性が高く、長期間色を保ちたい場合に向いています。
ただし、一度塗装すると剥がすのが大変なため、色選びは慎重に行いましょう。
剥がす場合は、専用の剥離剤を使うか、研磨して削る必要があります。

どちらを選ぶかは、塗装の目的で決めましょう。
一時的に色を変えたいならラバースプレー、長期的に色を変えたいならウレタンスプレーがおすすめです。

ガンメタやブロンズも缶スプレーで塗れる?

ガンメタやブロンズも、缶スプレーで塗装できます。
ホルツやソフト99から、ガンメタ・ブロンズ・シルバーなど、さまざまな色のホイール用スプレーが販売されています。
黒以外の色でも、手順は同じです。

ガンメタは、黒とシルバーの中間色で、落ち着いた雰囲気のホイールに仕上がります。
スポーツカーやSUVに人気の色で、高級感があります。
ソフト99のホイールカラーには、ガンメタが含まれています。

ブロンズは、茶色がかった金色で、個性的なホイールに仕上がります。
レトロな雰囲気や、クラシックカーに似合う色です。
ブロンズは、ソフト99やホルツの一部製品で取り扱いがあります。

ホイール用スプレーの主な色

  • つや消し黒:定番色で落ち着いた雰囲気
  • シルバー:明るく清潔感がある
  • ガンメタ:高級感がありスポーティ
  • ブロンズ:個性的でレトロな雰囲気

色選びは、車のボディカラーやイメージに合わせて決めましょう。
黒い車にはガンメタや黒が似合い、白い車にはシルバーや黒が似合います。
ブロンズは、茶色や緑のボディカラーに合わせると個性的な仕上がりになります。

ガンメタやブロンズは、黒より色ムラが目立ちやすいため、薄く重ね塗りすることが重要です。
一度に厚く塗ると、色が濃くなりすぎたり、ムラができたりします。
5〜6回に分けて丁寧に塗り重ねましょう。

色選びに迷う場合は、カー用品店で実物のスプレー缶を見て、色見本を確認するのがおすすめです。
ネット通販で購入する場合は、レビューや写真を参考にして、イメージに近い色を選びましょう。

よくある質問

ホイールのスプレー塗装は車検に通りますか?

ホイールのスプレー塗装自体は車検に影響しません。
ただし、塗装が剥がれてホイールナットの締め付け部分や車台番号が見えなくなると車検に通らない可能性があります。
また、塗装の厚みでタイヤとの干渉が起きないよう注意が必要です。
塗装前に重要な刻印部分はマスキングで保護しましょう。

ホイールのスプレー塗装はどのくらい持ちますか?

下地処理を丁寧に行い、クリア塗装で保護すれば1〜2年程度は持ちます。
ただし、走行環境や洗車の頻度によって耐久性は変わります。
高圧洗浄機の直接噴射や強い洗剤の使用は塗装の剥がれを早めるため避けましょう。
定期的に状態をチェックし、部分的な補修を行うと長持ちします。

タイヤを付けたままホイールをスプレー塗装できますか?

可能ですが、マスキング作業が非常に大変で仕上がりも劣ります。
タイヤとホイールの境界部分に塗料が入り込んだり、ムラができやすくなります。
また、ホイールの裏側や細かい部分が塗れないため、見た目の完成度が低くなります。
きれいに仕上げたいなら、ホイールを外して作業するのがおすすめです。

ホイール塗装用のスプレーは何本必要ですか?

一般的なホイール1本につき、カラースプレー1缶、クリアスプレー0.3缶程度が目安です。
4本のホイールを塗装する場合、カラースプレー4〜5缶、クリアスプレー2缶程度を用意しましょう。
下地用のプライマーやミッチャクロンを使う場合は、さらに1〜2缶必要になります。
ホイールのサイズやデザインの複雑さで必要量は変わります。

ホイールスプレー塗装が剥がれる原因は何ですか?

剥がれの主な原因は下地処理不足です。
油分や汚れが残っていると塗料が密着せず、すぐに剥がれます。
また、一度に厚塗りすると塗膜内部の乾燥が不十分になり剥がれやすくなります。
脱脂作業を丁寧に行い、薄く何度も重ね塗りすること、各層の乾燥時間を守ることが剥がれ防止の基本です。

まとめ

  • ホイールのスプレー塗装は初心者でも可能だが、下地処理を丁寧に行うことが成功のカギ
  • 業者依頼は4本で3〜5万円、DIYなら材料費5,000〜8,000円程度でコストを抑えられる
  • タイヤを外して塗装すると仕上がりが格段に良くなる
  • 薄く5〜6回重ね塗りすることでムラなく均一に仕上がる
  • クリア塗装を省略すると耐久性が大幅に下がるため必ず行う
  • ホルツはつや消し仕上げ、ソフト99は光沢仕上げが特徴

ホイールのスプレー塗装は、手順を守れば初心者でも挑戦できます。
下地処理・薄く重ね塗り・クリア塗装の3つを丁寧に行えば、プロに近い仕上がりが得られます。

費用を抑えたい方や、自分で作業する達成感を得たい方には、DIY塗装がおすすめです。
ただし、失敗が不安な方や、完璧な仕上がりを求める方は、業者に依頼するのが確実です。

著者情報

くるまのメンテ編集部は、カーフィルム・洗車・タイヤ・コーティングに関する情報を発信するメディアです。
車のメンテナンスや役立つ情報をわかりやすくお届けします。

目次