車のスモークフィルム|透過率・費用・車検基準を完全網羅

車のスモークフィルムの透過率5%・15%・30%の見え方比較と車検基準を解説するイメージ画像

スモークフィルムはリアガラスなら5〜30%が人気で、フロントガラスと運転席・助手席は透過率70%以上の透明断熱フィルムしか貼れません。
車検に通らない濃さを選んでしまったり、施工後に剥がす手間とコストがかかるケースも少なくありません。

透過率の選び方・施工費用の相場・車検基準・違反になるケースを正確に把握しておけば、後悔しない選択ができます。

この記事でわかること

  • 透過率5%・15%・30%の見え方と車検基準
  • オートバックスと専門店の工賃の違い
  • 違反にならないための注意点
  • 施工費用の相場と寿命の目安
目次

スモークフィルムは何パーセントが最適?

スモークフィルムの透過率は、施工箇所と目的によって最適な数値が変わります。
リアガラスや後部座席のガラスには法律上の規制がないため、5%から50%まで自由に選べますが、フロントガラスと運転席・助手席は透過率70%以上が義務付けられています。

プライバシーを重視するなら5〜15%、適度な遮光とバランスを取るなら30〜40%が人気です。
ただし透過率が低いほど夜間の後方視界が悪くなるため、運転に不安がある方は30%以上を選ぶと安心です。

フロントガラス・運転席・助手席は透過率70%以上が法律で義務付けられています。

これ以下の濃さを貼ると車検に通らず、違反となります。

リアガラスのみの施工なら15%前後が最も人気で、車内が見えにくく、かつ夜間の視界も確保できるバランスの良い濃さです。
5%は昼間でもほぼ車内が見えないレベルで、プライバシー重視の方に選ばれますが、夜間のバック駐車時に後方が見づらくなる点は注意が必要です。

透過率5%・15%・30%の見え方の違いは?

透過率5%は昼間でも車内がほぼ見えず、外から中の人影がわずかにわかる程度です。
夜間は車内灯をつけても外からはシルエットがぼんやり見える程度で、プライバシー性は非常に高いですが、運転席から後方を確認する際に視界が暗く感じます。

透過率15%は昼間に車内の人影がうっすら見える程度で、夜間は車内灯をつけると人の動きがわかります。
プライバシーと視界のバランスが良く、リアガラスに最も多く選ばれる濃さです。

透過率30%は昼間に車内の様子がある程度見え、夜間は車内灯をつけると顔まではっきり見えます。
遮光効果は得られますが、プライバシー性は5%や15%に比べて低くなります。

透過率 昼間の見え方 夜間の見え方 プライバシー性 後方視界
5% ほぼ見えない シルエットのみ
15% 人影がうっすら 人の動きがわかる
30% 車内が見える 顔まで見える

透過率が低いほど夏場のジリジリした暑さを軽減できますが、夜間の運転に不安がある方は30%以上を選ぶと安心です。
施工店では実際のフィルムサンプルを見せてもらえる場合が多いため、事前に確認することをおすすめします。

透過率5%は見た目のインパクトが強く、高級車やSUVに施工されることが多いですが、夜間のバック駐車時にルームミラーだけでは後方確認が難しくなるため、バックカメラの併用が推奨されます。
15%は視界とプライバシーのバランスが良く、初めてスモークフィルムを貼る方にも選びやすい濃さです。

車検に通るのは何パーセントから?

フロントガラス・運転席・助手席のガラスは、可視光線透過率70%以上が法律で義務付けられています。
これは道路運送車両法 保安基準第29条で定められており、透過率70%未満のスモークフィルムを貼ると車検に通りません。

リアガラスや後部座席のガラスには透過率の規制がないため、5%でも10%でも車検には通ります。
ただし後方視界の確保義務があるため、ルームミラーで後方が全く見えない場合は違反になる可能性があります。

車検に通る透過率の基準

  • フロントガラス・運転席・助手席:70%以上
  • リアガラス・後部座席:規制なし

フロントガラスにスモークフィルムを貼ること自体が原則禁止されており、透明断熱フィルムであっても透過率70%以上を満たす必要があります。
運転席と助手席のガラスも同様で、透過率70%未満のフィルムを貼ると車検時に指摘されます。

車検時には光度計で透過率を測定されるため、フィルム施工後に透過率が70%を下回っていないか確認しておくことが重要です。
施工店では透過率を測定してくれる場合が多いため、施工前に確認しておくと安心です。

リアガラスに5%や15%のスモークフィルムを貼っても車検には通りますが、後方視界が極端に悪くなる場合は整備不良として指摘される可能性があります。
バックカメラやサイドミラーで後方確認ができる状態であれば問題ありませんが、ルームミラーだけで後方が全く見えない場合は注意が必要です。

フロントガラスと運転席は透明断熱フィルム一択?

フロントガラスと運転席・助手席のガラスには、透過率70%以上の透明断熱フィルムしか貼れません。
スモークフィルムを貼ると車検に通らないため、暑さ対策をしたい場合は透明断熱フィルムを選ぶ必要があります。

透明断熱フィルムは赤外線をカットする機能があり、見た目はほぼ透明ですが、夏場の車内温度上昇を抑える効果があります。
紫外線カット率99%以上の製品が多く、日焼け対策にも有効です。

透明断熱フィルムは透過率が高いため、プライバシー性はありません。
車内を見えにくくしたい場合は、リアガラスや後部座席のガラスにスモークフィルムを貼る必要があります。

フロントガラスに透明断熱フィルムを貼ると、夏場のジリジリした暑さが軽減され、エアコンの効きが良くなる傾向があります。
ただし施工費用は通常のスモークフィルムより高く、フロントガラス1枚で2〜4万円程度が相場です。

運転席と助手席のガラスにも透明断熱フィルムを貼ることで、横からの日差しを軽減できます。
特に長時間運転する方や、日焼けを気にする方には効果的です。

透明断熱フィルムは見た目が変わらないため、施工後も車の外観を損なわず、純正の雰囲気を保ちたい方にも選ばれます。
スモークフィルムのようなプライバシー性はありませんが、暑さ対策と紫外線カットを両立できる点がメリットです。

プライバシー重視なら何%を選ぶべき?

プライバシーを最優先するなら、リアガラスと後部座席のガラスに透過率5〜15%のスモークフィルムを貼るのが効果的です。
5%は昼間でも車内がほぼ見えず、15%は人影がうっすら見える程度で、どちらもプライバシー性が高いです。

ただし透過率が低いほど夜間の後方視界が悪くなるため、運転に不安がある方は15%以上を選ぶと安心です。
5%は夜間のバック駐車時にルームミラーだけでは後方確認が難しくなるため、バックカメラの併用が推奨されます。

透過率 プライバシー性 夜間視界 おすすめ度
5% ★★☆
15% ★★★
30% ★☆☆

リアガラスに5%、後部座席のガラスに15%を組み合わせる施工も人気で、プライバシー性と視界のバランスを取ることができます。
施工店では複数の透過率を組み合わせた施工も対応してくれるため、希望を伝えてみると良いでしょう。

プライバシー性を重視する場合、透過率だけでなくフィルムの色も重要です。
黒系のスモークフィルムは車内が見えにくく、グレー系は自然な仕上がりになります。

透過率5%は高級車やSUVに施工されることが多く、見た目のインパクトが強いですが、夜間の運転に不安がある方は15%を選ぶと安心です。
15%は視界とプライバシーのバランスが良く、初めてスモークフィルムを貼る方にも選びやすい濃さです。

暑さ対策に効果的な透過率とカット率の関係

暑さ対策には透過率だけでなく、赤外線カット率も重要です。
透過率が低いほど光を遮るため暑さを軽減できますが、赤外線カット率が高いフィルムを選ぶことで、透過率が高くても暑さ対策ができます。

透明断熱フィルムは透過率70%以上でも赤外線カット率が高く、夏場の車内温度上昇を抑える効果があります。
スモークフィルムは透過率が低いほど遮光効果が高く、赤外線カット率が高い製品を選ぶとさらに効果的です。

暑さ対策に効果的なフィルムの選び方

  • 透過率が低いほど遮光効果が高い
  • 赤外線カット率が高いほど暑さを軽減できる
  • 透明断熱フィルムは透過率が高くても暑さ対策ができる

リアガラスに透過率15%のスモークフィルムを貼ると、夏場の直射日光を大幅に軽減でき、後部座席の暑さが和らぎます。
フロントガラスには透明断熱フィルムを貼ることで、運転席の暑さ対策ができます。

赤外線カット率が高いフィルムは施工費用が高くなる傾向がありますが、長時間運転する方や、夏場の車内温度を抑えたい方には効果的です。
施工店では赤外線カット率を確認できる場合が多いため、事前に聞いてみると良いでしょう。

透過率5%のスモークフィルムは遮光効果が高く、夏場のジリジリした暑さを大幅に軽減できますが、夜間の視界が悪くなる点は注意が必要です。
透過率30%は遮光効果が低めですが、赤外線カット率が高い製品を選ぶことで暑さ対策ができます。

スモークフィルムの施工費用と選び方

スモークフィルムの施工費用は、車種・フィルムの種類・施工範囲によって大きく変わります。
軽自動車のリア全体で2〜4万円、普通車で3〜6万円、SUVで5〜8万円が相場です。

オートバックスなどのカー用品店では比較的安価に施工できますが、専門店では高品質なフィルムと丁寧な施工が期待できます。
施工時間は車種にもよりますが、リア全体で2〜4時間程度が目安です。

車種 施工範囲 費用相場 施工時間
軽自動車 リア全体 2〜4万円 2〜3時間
普通車 リア全体 3〜6万円 3〜4時間
SUV リア全体 5〜8万円 3〜5時間

フィルムの種類によっても費用が変わり、通常のスモークフィルムより断熱フィルムの方が高額です。
透明断熱フィルムはフロントガラス1枚で2〜4万円、スモークフィルムはリアガラス1枚で5,000〜15,000円が相場です。

オートバックスと専門店、工賃の違いは?

オートバックスなどのカー用品店では、軽自動車のリア全体で2〜3万円程度が相場です。
専門店では3〜5万円程度が相場で、高品質なフィルムと丁寧な施工が期待できます。

オートバックスでは比較的安価に施工できますが、フィルムの種類が限られる場合があります。
専門店では複数のフィルムから選べることが多く、透過率や赤外線カット率を細かく指定できます。

オートバックスでは事前予約が必要な場合が多く、店舗によって対応可能な車種やフィルムのタイプが異なります。
来店前に電話確認することをおすすめします。

専門店では1枚貼りと呼ばれる施工方法が主流で、リアガラス全体を1枚のフィルムで覆うため、継ぎ目がなく見た目が美しく仕上がります。
オートバックスでも1枚貼りに対応している店舗がありますが、車種によっては分割貼りになる場合があります。

施工後の保証期間も重要で、専門店では1〜3年程度の保証がつく場合が多いです。
オートバックスでも保証がつく場合がありますが、店舗によって異なるため事前に確認しておくと安心です。

施工時間はオートバックスも専門店も大きな差はなく、リア全体で2〜4時間程度が目安です。
ただし専門店では施工前の下地処理や施工後の養生に時間をかけることが多く、仕上がりの品質が高い傾向があります。

100均フィルムで十分?プロ用との差

100均のスモークフィルムは小窓やサイドミラーなどの小面積には使えますが、車の窓全体への施工には不向きです。
プロ用フィルムと比べて耐久性が低く、紫外線カット効果や断熱効果もほとんどありません。

100均フィルムは気泡やシワが入りやすく、施工難易度が高いため、初めて施工する方には難しい場合があります。
プロ用フィルムは施工しやすく、気泡が抜けやすい構造になっているため、仕上がりが美しくなります。

項目 100均フィルム プロ用フィルム
耐久性 1〜2年 5〜7年
紫外線カット ほぼなし 99%以上
施工難易度 高い 低い
価格 100〜300円 5,000〜15,000円

100均フィルムは紫外線カット効果がほとんどないため、日焼け対策には不向きです。
プロ用フィルムは紫外線カット率99%以上の製品が多く、長時間運転する方や日焼けを気にする方には効果的です。

100均フィルムは耐久性が低く、1〜2年で色褪せや剥がれが発生する場合があります。
プロ用フィルムは5〜7年程度持つため、長期的に見るとコストパフォーマンスが高いです。

見た目重視の方や長期使用を考えるなら、日本ウインドウフィルム工業会認定の高品質フィルムを専門店で施工することをおすすめします。
100均フィルムは一時的な使用や、小面積の施工に限定して使うと良いでしょう。

1枚貼りと分割貼り、どっちがいい?

1枚貼りはリアガラス全体を1枚のフィルムで覆う施工方法で、継ぎ目がなく見た目が美しく仕上がります。
分割貼りは複数枚のフィルムを貼り合わせる方法で、施工時間が短く費用が安い傾向があります。

1枚貼りは専門店で主流の施工方法で、リアガラスの曲面に合わせてフィルムを成形するため、高い技術が必要です。
分割貼りは継ぎ目が目立つ場合があり、見た目を重視する方には不向きです。

1枚貼りと分割貼りの違い

  • 1枚貼り:継ぎ目がなく見た目が美しい、費用が高い
  • 分割貼り:施工時間が短く費用が安い、継ぎ目が目立つ

1枚貼りは施工時間が長く、リア全体で3〜5時間程度かかる場合があります。
分割貼りは2〜3時間程度で施工できるため、時間がない方には便利です。

1枚貼りは費用が高く、リア全体で3〜6万円程度が相場です。
分割貼りは2〜4万円程度が相場で、コストを抑えたい方には選びやすいです。

見た目を重視する方や、高級車・SUVに施工する場合は1枚貼りがおすすめです。
コストを抑えたい方や、継ぎ目が気にならない方は分割貼りでも十分です。

施工時間はどれくらいかかる?

スモークフィルムの施工時間は、車種・施工範囲・施工方法によって異なります。
リア全体の施工で2〜4時間程度が目安で、フロントガラスを含む全体施工では5〜7時間程度かかる場合があります。

軽自動車のリア全体は2〜3時間程度、普通車は3〜4時間程度、SUVは3〜5時間程度が目安です。
1枚貼りは施工時間が長く、分割貼りは短い傾向があります。

車種 施工範囲 施工時間
軽自動車 リア全体 2〜3時間
普通車 リア全体 3〜4時間
SUV リア全体 3〜5時間
全車種 全体 5〜7時間

施工後は養生期間が必要で、3〜7日程度は窓を開けないことが推奨されます。
この期間はフィルムが完全に定着するまでの時間で、窓を開けるとフィルムが剥がれる可能性があります。

施工時間は施工店の混雑状況によっても変わるため、事前に予約しておくとスムーズです。
オートバックスでは当日施工に対応している店舗もありますが、専門店では予約が必要な場合が多いです。

施工時間が長い場合は代車を用意してくれる施工店もあるため、事前に確認しておくと安心です。
施工後は養生期間を守り、窓を開けないようにすることで、フィルムが長持ちします。

断熱フィルムは本当に必要?通常タイプとの価格差

断熱フィルムは赤外線をカットする機能があり、夏場の車内温度上昇を抑える効果があります。
通常のスモークフィルムは遮光効果が主で、赤外線カット率が低い場合があります。

断熱フィルムは通常のスモークフィルムより費用が高く、リア全体で5〜8万円程度が相場です。
通常のスモークフィルムは3〜6万円程度が相場で、価格差は2〜3万円程度です。

フィルムタイプ 赤外線カット率 費用相場(リア全体) おすすめ度
通常スモーク 低い 3〜6万円 ★★☆
断熱フィルム 高い 5〜8万円 ★★★

断熱フィルムは長時間運転する方や、夏場の車内温度を抑えたい方には効果的です。
通常のスモークフィルムでも遮光効果はありますが、赤外線カット率が低いため暑さ対策には不向きです。

断熱フィルムは透過率が高くても赤外線カット率が高いため、フロントガラスや運転席・助手席にも施工できます。
通常のスモークフィルムは透過率が低いため、リアガラスや後部座席のガラスにしか施工できません。

コストを抑えたい方は通常のスモークフィルムで十分ですが、暑さ対策を重視する方は断熱フィルムを選ぶと良いでしょう。
施工店では断熱フィルムのサンプルを見せてもらえる場合が多いため、事前に確認することをおすすめします。

何年持つ?寿命と貼り替え時期の見極め方

スモークフィルムの寿命は、フィルムの品質・施工方法・使用環境によって異なります。
高品質なフィルムは5〜7年程度持ちますが、100均フィルムは1〜2年で色褪せや剥がれが発生する場合があります。

フィルムの寿命を見極めるポイントは、色褪せ・剥がれ・気泡の発生です。
色褪せが目立つ場合や、フィルムの端が剥がれてきた場合は貼り替え時期です。

貼り替え時期のサイン

  • 色褪せが目立つ
  • フィルムの端が剥がれてきた
  • 気泡が発生している
  • フィルムが白く濁ってきた

高品質なフィルムは紫外線カット率が高く、色褪せしにくい傾向があります。
100均フィルムは紫外線カット効果がほとんどないため、1〜2年で色褪せする場合があります。

施工後の養生期間を守ることで、フィルムが長持ちします。
養生期間中に窓を開けるとフィルムが剥がれる可能性があるため、3〜7日程度は窓を開けないことが推奨されます。

フィルムの寿命は使用環境によっても変わり、直射日光が当たる場所に駐車することが多い場合は劣化が早い傾向があります。
屋内駐車場や日陰に駐車することで、フィルムが長持ちします。

ミラーフィルムとスモーク、結局どっち?

ミラーフィルムは外から見ると鏡のように反射し、車内が見えにくくなります。
スモークフィルムは光を遮ることで車内を見えにくくし、プライバシー性が高いです。

ミラーフィルムは昼間のプライバシー性が高いですが、夜間は車内灯をつけると外から見えやすくなります。
スモークフィルムは昼夜問わずプライバシー性が高く、透過率が低いほど車内が見えにくくなります。

フィルムタイプ 昼間のプライバシー 夜間のプライバシー おすすめ度
ミラーフィルム ★★☆
スモークフィルム ★★★

ミラーフィルムは見た目のインパクトが強く、高級車やSUVに施工されることが多いです。
スモークフィルムは自然な仕上がりで、どんな車種にも合わせやすいです。

ミラーフィルムは施工費用が高く、リア全体で5〜8万円程度が相場です。
スモークフィルムは3〜6万円程度が相場で、コストを抑えたい方には選びやすいです。

プライバシー性を重視する方はスモークフィルム、見た目のインパクトを重視する方はミラーフィルムを選ぶと良いでしょう。
施工店では両方のサンプルを見せてもらえる場合が多いため、事前に確認することをおすすめします。

カット済みフィルムは自分で貼れる?

カット済みフィルムは車種専用にカットされたフィルムで、自分で貼ることも可能です。
ただし気泡やシワが入りやすく、初めて施工する方には難しい場合があります。

カット済みフィルムは通販で購入でき、価格は車種にもよりますが5,000〜15,000円程度が相場です。
施工に必要な道具(スキージー・霧吹き・カッター等)も合わせて購入する必要があります。

自分で施工する場合の注意点

  • 気泡やシワが入りやすい
  • 施工に時間がかかる(1枚あたり30分〜1時間)
  • 失敗すると貼り直しが必要
  • 養生期間を守らないとフィルムが剥がれる

カット済みフィルムは施工前に窓ガラスを綺麗に洗浄する必要があり、汚れが残っていると気泡が入りやすくなります。
施工時は霧吹きで水を吹きかけながらフィルムを貼ることで、気泡が抜けやすくなります。

施工後は養生期間を守り、3〜7日程度は窓を開けないことが推奨されます。
養生期間中に窓を開けるとフィルムが剥がれる可能性があるため、注意が必要です。

初めて施工する方や、仕上がりを重視する方は専門店に依頼することをおすすめします。
カット済みフィルムは自分で施工することでコストを抑えられますが、失敗すると貼り直しが必要になるため、慎重に判断しましょう。

剥がし方と跡が残らないコツ

スモークフィルムを剥がす際は、フィルムの端からゆっくり剥がすことで跡が残りにくくなります。
ドライヤーで温めながら剥がすと、フィルムが柔らかくなり剥がしやすくなります。

フィルムを剥がした後は、ガラスに糊が残る場合があります。
糊が残った場合は、専用のクリーナーやシール剥がし剤を使うことで綺麗に除去できます。

フィルムを剥がす手順

  • フィルムの端からゆっくり剥がす
  • ドライヤーで温めながら剥がす
  • 糊が残った場合は専用クリーナーで除去
  • ガラスを綺麗に洗浄する

フィルムを剥がす際は、ガラスを傷つけないように注意が必要です。
カッターやヘラを使う場合は、ガラスに直接当てないようにしましょう。

糊が残った場合は、シール剥がし剤を吹きかけて数分待ち、柔らかくなったら拭き取ることで綺麗に除去できます。
ガラスクリーナーで仕上げることで、ガラスが綺麗になります。

フィルムを剥がす作業は時間がかかるため、専門店に依頼することも検討しましょう。
専門店では剥がし作業も対応してくれる場合が多く、費用は1枚あたり3,000〜5,000円程度が相場です。

違反にならないための注意点

スモークフィルムの施工には法律上の規制があり、違反すると車検に通らないだけでなく、整備不良として罰則を受ける可能性があります。
フロントガラス・運転席・助手席のガラスは透過率70%以上が義務付けられており、これ以下の濃さを貼ると違反となります。

リアガラスや後部座席のガラスには透過率の規制がないため、何パーセントでも合法ですが、後方視界の確保義務があるため注意が必要です。
ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼ることも違反となる場合があります。

違反になるケース

  • フロントガラス・運転席・助手席に透過率70%未満のフィルムを貼る
  • ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼る
  • 後方視界が確保できない状態で運転する

車検時には光度計で透過率を測定されるため、フィルム施工後に透過率が70%を下回っていないか確認しておくことが重要です。
施工店では透過率を測定してくれる場合が多いため、施工前に確認しておくと安心です。

スモークフィルムが違反になる3つのケース

スモークフィルムが違反になる主なケースは、フロントガラス・運転席・助手席に透過率70%未満のフィルムを貼ることです。
これは道路運送車両法 保安基準第29条で定められており、車検に通らず整備不良として罰則を受ける可能性があります。

2つ目のケースは、ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼ることです。
ヘッドライトやテールランプは光度が規定されており、スモークフィルムを貼ると光度が低下し違反となります。

3つ目のケースは、後方視界が確保できない状態で運転することです。
リアガラスに透過率5%のスモークフィルムを貼った場合、ルームミラーで後方が全く見えない状態になると違反となる可能性があります。

違反にならないための対策

  • フロントガラス・運転席・助手席は透過率70%以上のフィルムを選ぶ
  • ヘッドライトやテールランプにはフィルムを貼らない
  • 後方視界を確保できる透過率を選ぶ
  • 施工前に透過率を確認する

フロントガラスにスモークフィルムを貼ること自体が原則禁止されており、透明断熱フィルムであっても透過率70%以上を満たす必要があります。
運転席と助手席のガラスも同様で、透過率70%未満のフィルムを貼ると車検時に指摘されます。

ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼ると、光度が低下し夜間の視認性が悪くなります。
これは道路運送車両法で禁止されており、整備不良として罰則を受ける可能性があります。

後方視界が確保できない状態で運転すると、道路交通法違反となる可能性があります。
リアガラスに透過率5%のスモークフィルムを貼った場合、バックカメラやサイドミラーで後方確認ができる状態であれば問題ありませんが、ルームミラーだけで後方が全く見えない場合は注意が必要です。

ヘッドライトやテールランプに貼るのはNG?

ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼ることは、道路運送車両法で禁止されています。
ヘッドライトやテールランプは光度が規定されており、スモークフィルムを貼ると光度が低下し違反となります。

ヘッドライトの光度は、ロービームで6,400カンデラ以上、ハイビームで15,000カンデラ以上が基準です。
スモークフィルムを貼ると光度が低下し、この基準を満たさなくなる可能性があります。

ヘッドライトやテールランプにフィルムを貼ると

  • 光度が低下し車検に通らない
  • 夜間の視認性が悪くなる
  • 整備不良として罰則を受ける可能性がある

テールランプも同様で、光度が規定されており、スモークフィルムを貼ると光度が低下し違反となります。
テールランプは後続車に自車の存在を知らせる重要な役割があり、光度が低下すると追突事故のリスクが高まります。

ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼りたい場合は、車検対応の製品を選ぶ必要があります。
ただし車検対応の製品でも、施工後に光度を測定して基準を満たしているか確認することが重要です。

ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼ることは、見た目のカスタマイズとして人気がありますが、違反となるリスクが高いため注意が必要です。
施工前に専門店に相談し、車検に通る範囲で施工することをおすすめします。

カーテンやサンシェードは常時使用できない?

カーテンやサンシェードは、走行中に使用すると道路交通法違反となる可能性があります。
フロントガラスや運転席・助手席のガラスにカーテンやサンシェードを取り付けた状態で運転すると、視界が遮られ危険です。

リアガラスや後部座席のガラスにカーテンやサンシェードを取り付けることは可能ですが、後方視界が確保できない状態で運転すると違反となる可能性があります。
バックカメラやサイドミラーで後方確認ができる状態であれば問題ありませんが、ルームミラーだけで後方が全く見えない場合は注意が必要です。

カーテンやサンシェードは駐車中の使用が推奨されており、走行中は取り外すことが安全です。
フロントガラスや運転席・助手席のガラスには、走行中に使用できるカーテンやサンシェードは取り付けないようにしましょう。

カーテンやサンシェードは、夏場の車内温度上昇を抑える効果がありますが、走行中に使用すると視界が遮られ危険です。
駐車中に使用することで、車内温度上昇を抑えることができます。

リアガラスや後部座席のガラスにカーテンやサンシェードを取り付ける場合は、後方視界が確保できる範囲で使用することが重要です。
バックカメラやサイドミラーで後方確認ができる状態であれば、走行中でも使用できる場合があります。

カーテンやサンシェードは、スモークフィルムと併用することで、さらに車内温度上昇を抑える効果があります。
ただし走行中は取り外すことが安全で、駐車中のみ使用することをおすすめします。

車検で落ちた場合の対処法

車検でスモークフィルムが原因で落ちた場合、フィルムを剥がすか、透過率70%以上のフィルムに貼り替える必要があります。
フロントガラス・運転席・助手席のガラスに透過率70%未満のフィルムを貼っている場合、車検に通りません。

フィルムを剥がす作業は自分で行うこともできますが、専門店に依頼することも検討しましょう。
専門店では剥がし作業も対応してくれる場合が多く、費用は1枚あたり3,000〜5,000円程度が相場です。

車検で落ちた場合の対処法

  • フィルムを剥がす
  • 透過率70%以上のフィルムに貼り替える
  • 専門店に相談する
  • 車検前に透過率を確認する

フィルムを剥がした後は、ガラスに糊が残る場合があります。
糊が残った場合は、専用のクリーナーやシール剥がし剤を使うことで綺麗に除去できます。

透過率70%以上のフィルムに貼り替える場合は、透明断熱フィルムを選ぶと良いでしょう。
透明断熱フィルムは透過率が高く、暑さ対策もできるため、フロントガラスや運転席・助手席のガラスに適しています。

車検前に透過率を確認しておくことで、車検で落ちるリスクを減らすことができます。
施工店では透過率を測定してくれる場合が多いため、施工前に確認しておくと安心です。

よくある質問

オートバックスでスモークフィルムを貼ってくれますか?

オートバックスではスモークフィルムの施工サービスを提供しています。
店舗によって対応可能な車種やフィルムのタイプが異なり、施工時間は車種にもよりますが通常2〜4時間程度です。

工賃は車種やフィルムの種類により異なりますが、軽自動車で2万円前後、普通車で3〜5万円程度が相場です。
事前予約が必要な場合が多いため、来店前に電話確認することをおすすめします。

スモークフィルムは何パーセントがいいですか?

用途によって最適な透過率は異なります。
リアガラスは車検規制がないため、プライバシー重視なら5〜15%、適度な遮光とバランスを取るなら30〜40%がおすすめです。

フロントガラスと運転席・助手席は透過率70%以上が法律で義務付けられているため、透明断熱フィルムを選択する必要があります。
後部座席のみの施工なら15%前後が人気です。

スモークフィルムは何パーから違反になりますか?

フロントガラスと運転席・助手席のガラスは、可視光線透過率70%以上が法律で定められています。
つまり透過率70%未満のスモークフィルムを貼ると車検に通らず違反となります。

リアガラスや後部座席のガラスには透過率の規制がないため、何パーセントでも合法です。
ただし後方視界の確保義務があるため、ルームミラーで後方が全く見えない場合は違反になる可能性があります。

車のスモークフィルムは5%で車検に通りますか?

リアガラスや後部座席のガラスであれば透過率5%のスモークフィルムでも車検に通ります。
これらの部位には透過率の規制がないためです。

ただしフロントガラスや運転席・助手席のガラスに5%フィルムを貼った場合は、透過率70%以上という基準を満たさないため確実に車検不合格となります。
施工箇所によって規制が異なる点に注意が必要です。

100均のスモークフィルムで十分ですか?

100均のスモークフィルムは小窓やサイドミラーなどの小面積には使えますが、車の窓全体への施工には不向きです。
プロ用フィルムと比べて耐久性が低く、紫外線カット効果や断熱効果もほとんどありません。

気泡やシワが入りやすく施工難易度も高いため、見た目重視の方や長期使用を考えるなら、日本ウインドウフィルム工業会認定の高品質フィルムを専門店で施工することをおすすめします。

まとめ

  • フロントガラス・運転席・助手席は透過率70%以上が法律で義務付けられており、これ以下の濃さを貼ると車検に通らず違反となる
  • リアガラスや後部座席のガラスには透過率の規制がなく、5%でも15%でも車検には通るが、後方視界の確保義務があるため注意が必要
  • 透過率15%はプライバシーと視界のバランスが良く、リアガラスに最も多く選ばれる濃さで、初めてスモークフィルムを貼る方にも選びやすい
  • 施工費用は軽自動車のリア全体で2〜4万円、普通車で3〜6万円、SUVで5〜8万円が相場で、断熱フィルムは通常のスモークフィルムより2〜3万円高い
  • 施工後は養生期間が3〜7日必要で、この期間は窓を開けないことでフィルムが長持ちする
  • ヘッドライトやテールランプにスモークフィルムを貼ると光度が低下し違反となるため、施工前に専門店に相談することが重要

迷ったらリアガラスに透過率15%のスモークフィルムを貼るのがおすすめです。
プライバシーと視界のバランスが良く、夜間の運転にも不安が少ないため、初めてスモークフィルムを貼る方でも安心して選べます。

暑さ対策を重視する方は断熱フィルムを選び、コストを抑えたい方は通常のスモークフィルムで十分です。
フロントガラスや運転席・助手席には透明断熱フィルムを選ぶことで、法律を守りながら暑さ対策ができます。

著者情報

くるまのメンテ編集部は、カーフィルム・洗車・タイヤ・コーティングに関する情報を発信するメディアです。
車のメンテナンスや役立つ情報をわかりやすくお届けします。

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